Typstで転置など

こんばんよ。

以前、Typstで転置を表現する豪快な力業を記載しましたが、キチンとしたやり方がありました。

これには、Physica(https://github.com/Leedehai/typst-physics)という自然科学に特化したパッケージをインポートして利用します。

#import "@preview/physica:0.9.3": *

コロン以下アスタリスクは、パッケージ内のものを全て利用するという意味です。Pythonと同じですね。

インポートしたあと、転置したい場所で以下の様に書くと、転置の記号が書けます。(※他に太字vをvvなどで定義しています)

$ qtheta(vv, hh) prop exp(-vv^TT W hh - bb^TT hh - cc^TT vv) $ <def_rbm>

とても綺麗。

このマニュアルの3ページ、9ページに記載があります。私としては明示的にTTと書くのがオススメです。

https://github.com/Leedehai/typst-physics/blob/v0.9.3/physica-manual.pdf

ではでは〜


(今日のつぶやき) 前処理は何時でもキツい。本当に今でも苦手。我が国も独自フォーマットだらけでしんどい。